参加申込

活動報告

「地元就職なんて考えてなかった」——それでも、心が動いた学生が6割超

企業見学に参加した学生たちに、「長野県での就職について、考え方は変わりましたか?」と尋ねたところ、
61.2%が「最初は考えていなかったけど、県内企業もいいなと思った」と答えました。

もともと県内就職を考えていた学生が28.6%、最初から最後まで考えていないと答えたのはわずか10.2%。
見学によって“地元就職も選択肢になり得る”と気づいた学生が多数派だったのです。

「エプソンくらいしか知らなかったけど、他にも誇れる企業があると知った」
「福利厚生や職場環境が想像以上に良かった」
「自然の中で暮らしながら働けることに魅力を感じた」

こうした声は、“知らなければ選べない”という現実を、まさに裏付ける結果となりました。

説明会やパンフレットでは伝わらない、現場の空気、社員の声、働く人の姿——
それを自分の目で見ることが、進路の考え方を変えたのです。

進路を決めるうえで、最初から地元を候補に入れてくれる学生は多くありません。
でも、きっかけさえあれば、「意外とアリかも」と思ってくれる人は、確実にいます。

その“きっかけ”をつくるのが、私たちの役割だと思っています。