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活動報告

「知らなかったから選ばなかった」──学生の87.2%が地元企業を知らないという現実

「0円バス」プログラムで企業見学に参加した学生たちに、アンケートを実施しました。
「スポンサー企業の社名を知っていましたか?」という問いに対し、実に87.2%の学生が「知らなかった」と回答しました。

これは驚くべき数字です。学生たちにとって、県内に本社を構える企業であっても、そもそも“社名を聞いたことがない”企業がほとんどなのです。

逆に言えば、「知られていない」企業は、どれだけ良い会社であっても就職先の候補にすら入らないという現実があります。

一方で、実際に企業を訪問した後には、学生の反応は大きく変わります。

「こんなに魅力的な企業があるとは思わなかった」
「働く環境が整っていて、意外だった」
「社員の熱意に触れて、自分もこうなりたいと思った」

こうした声が次々と寄せられ、参加者の94.9%が「企業に対するイメージが変わった」と答えました

見学を通じて、企業の魅力は確実に“伝わる”のです。
しかし、そのためには「まず知ってもらう」ことが不可欠です。

学生たちは「知らないから選ばなかった」だけかもしれません。
知るきっかけを提供することで、「ここで働きたい」と思ってくれる未来の人材は、必ず現れる——私たちは、そう信じています。